占いのこと

このページに綴られていること
・占いとは
・占いの種類

占いとは

占いは紀元前4年ごろにギリシャや中国を中心として発祥したそうです。

占いって、なんとなくあやしげですよね。
雑誌やテレビで気軽にみることができる占いはいいのですが、
占い師に占ってもらうとなると、うーん・・・。
なんとなく近寄りがたい。

でもわたし、占いがだいすきなのです。

占いという言葉の「うら」には内面という意味があるそうです。
「表にはださない心」という由来が”占い”という言葉には隠されています。

この「表にはださない心」をすくいあげることができるのが占いです。

おでんの中にはいっている重たくて沈んでしまったじゃがいもを
おたまで優しく掬い上げてあげるように。

他の野菜やはんぺんたちに埋もれてしまっているじゃがいもを
くずれないように、そっと丁寧に、表にだしてあげる。

そして「未来」も目ではみることができないもの。
表にはでてこないものです。
未来は誰にも分からない。
知らないから、不安になるし、恐れてしまう。

この時期に動くといいですよ。
この時期には、こんなことが起こるかもしれないですね。
この時期に、今まで頑張ってきたことが報われるかもしれません。

そんなふうに「未来」に少しでも触れることができたら、
”まったく知らなかった未来”と顔見知りくらいにはなれたような気持ちになります。

すると、不思議。
わたしたちは「未来」に希望をもち「今」を大切に生きることができるようになるのです。

わたしが占いっていいなって思うところは、
相談を受ける人(占い師)が答えをすのではないというところ。


答えをだすのは「占い師」ではなくて、
「星」や「カード」が答えをくれる。

この「星」や「カード」というのは、
占い師がコントロールできるものではなくて、

晴れた空に雨が降り、やがて虹があらわれるような自然現象。

自然現象とは人の意志や働きかけとは無関係に、自然の法則によって起こる事柄。
それは、人がコントロールできないもの。

「星」や「カード」はそれに似ていると思うのです。

占い師は、通訳者です。
占いにきた人と、自然現象を繋ぐ通訳者。

この自然現象を私は宇宙からのメッセージだと解釈しています。
人の考えではない、宇宙からもたらされたもの。
そういうものから答えが欲しいと感じる人には、占いは救いになるのだと思います。

言葉の選びかたは占い師によって違って
カードや星の捉えかたも占い師によって違います。

だから、誰でもいいというわけではなくて、
自分が、どんな占い師と巡り合いたいのかを探していくことも大切なのだと思います。

占いの種類

占いには、さまざまな種類があります。
占いは占い方によって大きく3つに分類することができます。
「命術(命占)「ト術(占)」「相術(占)」です。

<命術(めいじゅつ)>
人は生年月日・時間・場所を決めて生まれてくるのだと言われています。
その自分で決めてきた不変的な情報を使う占いです。
基本的な性質や才能を占うのに適しています。
そして未来や相性についても占うことができます。

・占星術
・数秘術
・四柱推命
・算命学
・宿曜
・0学
など

<ト術(ぼくじゅつ>
”偶然”の要素を使って占うのが卜術の特徴です。
宇宙には”偶然”という言葉がないそうです。
起こることは、全てが必然なのだとか。
今抱えている悩みや近い未来を占うことができます。

・ホラリー占星術
・タロット
・ルーン
・易
・おみくじ
など

<相術(そうじゅつ)>
ものの形から人への影響や吉凶を見る占いです。
普段の生活に取り込みやすく、開運の手法として用いることができるのが特徴です。

・手相
・顔相
・風水
・姓名判断
など

星の便りでは占星術を用いて占いをしています。

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