5月21日は小満。
この時期はスズランが見ごろなのだとか。
「幸福の再来」「純粋」「謙虚」
それがスズランのもつ、花言葉。
5月、この世界に広がある雰囲気は、
不思議と、その言葉に沿っている気がする。
空気がやわらいでいる。
ふわりと優しく。
5月25日は土星が29年ぶりに牡羊座に移動。
2023年からの悩みから多くの人が解放されるとき。
幸福に、そっと光を当てることができる。
今月も物語の主人公は、小さな花。
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（牡羊座ー牡牛座ー双子座ー蟹座ー獅子座ー乙女座ー天秤座ー蠍座ー射手座ー山羊座ー水瓶座ー魚座）
牡羊座
子供たちの楽しそうな笑い声を聞いて、
小さな花の心も楽しさでいっぱいになる。
今まで積み重ねてきたもの。
これまで頑張ってきたもの。
そういうものに、ふわりと
「楽しさ」がプラスされる。
前向きな気持ちや
楽しい気持ちに満たされる。
牡牛座
蝶が小さな花に、静かにとまる。
小さな花は蝶の呼吸に合わせて
優しく、ゆらゆらと揺れる。
「ここは居心地がいい。」
蝶がポツリといった。
居心地の良い場所で
一緒にいて心地良い人と
心地良い時間を過ごせるとき。
双子座
雨が降りやんだ空を、
小さな花が見上げる。
そこには、美しい虹。
きらきらと輝く虹は
小さな花を祝福してくれている気がした。
特別な時間が流れている。
心踊る出来事に出会えそう。
蟹座
小さな花にとまる美しい蝶。
蝶は、近くの木にとまる鳥の
美しいさえずりに耳を澄ませていた。
「美しいっていいな。」
蝶がそっとつぶやいた。
「蝶も美しいのに。
自分の美しさは、見えないものだよ。」
小さな花がささやいた。
自分の美しさや素晴らしさに
周りの人が気付かせてくれる。
自分への見方がふわりと変わる。
獅子座
水たまりにうつる、小さな花。
花は自分の姿をそっと見ていた。
太陽の光が水たまりを
キラキラと輝かせてくれている。
「自分も輝いて見える。」
小さな花は嬉しそうにつぶやいた。
自分自身と向き合うような
そんな出来事との出会い。
その出会いを通して
自分自身の本来の輝きに気付けるとき。
乙女座
よろりよろりと飛ぶ蝶が
小さな花にそっととまる。
「やっと、ここまできたよ。」
蝶が嬉しそうに、そう言うと
小さな花は静かに頷く。
走り続けてきたことに
「報われた」と感じるような
出来事との出会いが訪れる。
すこし、休もう。
力を抜いて休息のとき。
天秤座
いつも、小さな花にとまる蝶。
その蝶のようすが、なんだか少し
違う気がして、小さな花が問いかける。
「何かあったの？」
蝶は小さく頷いた。
「自分にね、小さな変化を起こしてあげるときなんだよ。」
本当に小さくていい。
日常を小さく変えてあげる。
いつもと違う音楽を聴く。
いつもと違うものを食べる。
その小さな変化が人生に豊かさを届けてくれる。
蠍座
小さな花のそばで、小さな男の子が
ちこちょこと歩くダンゴムシを見ていた。
じーっと。
そして、恐る恐る、ダンゴムシをちょんと触る。
ダンゴムシがコロッとまるくなると
男の子は嬉しそうに笑った。
小さな花も思わず笑う。
挑戦のとき。
躊躇せず、挑戦をしてみると
見える景色がふわりと変わる。
射手座
小さな花の周りに色とりどりの蝶が
豊かに集まってきていた。
いつも訪れる蝶の友人たち。
楽しそうに、嬉しそうに語り合う。
人に会うことで刺激をもらえる。
この時期はひとりでいるよりも
人に会いたいという気持ちが湧くかもしれない。
その気持ちを大切に。
会う人を通して新しい世界を発見できる。
山羊座
小さな花のもとには、
さまざまな虫たちが集まる。
その虫たちが自分の見た景色を
小さい花に伝えてくれる。
自分だけでは見えない景色。
その景色を小さな花に見せてくれる。
ひとりでは見えない景色を
周りの人たちを通して
柔らかく見せてもらえるとき。
ひとりでは辿り着けない場所に
連れていってもらえる。
水瓶座
いつも小さい花にとまる蝶が
慌ただしく通り過ぎようとしていた。
焦っている蝶に小さい花がそっと言う。
「焦って動かないで。
動かないのは勇気が必要だけど。」
今の水瓶座さんにとって大切なのは
「自分らしさ」を保つこと。
本当に、心から「自分らしい」と
思った時にだけ、動いていく。
そうすれば、望むところへ行けるから。
魚座
小さな花のそばにいた蕾が
美しい花をそっと咲かせた。
少しだけ遅くに咲いたその花は、
可愛らしく、微笑んでいる、
とても魅力的な花だった。
小さい花は言う。
「やっと会えたね。」
これまで頑張ってきたことの
努力の成果がでるとき。
これから向かっていく方向性が、はっきりとわかる。
