小学生のころ、わたしと友人は秘密基地をつくった。
あまり人が通らない、静かな場所に。
そこでよく、友人とこしょこしょ話をした。
周りには、誰もいないのに。
笑うときも、声を出さずに笑った。
静かだけど、なんだかにぎやかだった。
嬉しくて、楽しくて、わくわくした。
4月の中旬から、そんな空気が広がり始める。
12星座別に4月の雰囲気を綴っていきます。
今回のテーマは「音」。
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4月18日に火星が蟹座から獅子座に移動します。
火星は2025年1月から4月にかけて蟹座に長期滞在をしていました。
(その前にも2024年9月から11月まで滞在をしていた。)
「感情」を司る蟹座を火星が刺激し続けていたのです。
この期間、感情の波に翻弄されて、どうしようもなくて、
息をしづらい思いをしていた人が多くいらっしゃると思います。
それも4月18日を過ぎると波が静かになっていく。
3月から逆行をしていた水星と金星も7日と13日に順行に戻ります。
4月中旬からは、穏やかな心に出会えそうです。
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下にスクロールしていくと全ての星座が見えます。
順番は牡羊座→牡牛座→双子座→蟹座→獅子座→乙女座→天秤座→蠍座→射手座→山羊座→水瓶座→魚座です。)
牡羊座♈︎
音をならすまえに息を吸い込む。
それが、これまでの牡羊座さん。
4月半ばからは口をつけて、
音をならす。
ぷぅぅぅ!って。
すすめ、すすめ、前進だ。
そんなふうに星が伝えてくれている。
牡牛座♉︎
自分のなかに安心する音がある。
優しいリズム。
心地良いリズム。
その安心する音が聞きづらくなっていたかもしれない。
でも、大丈夫。
その音が、またはっきりと聞こえる。
自分らしさを思い出すとき。
双子座♊︎
どこからか、音が聞こえてきた。
きっと、楽しげな音。
音がぼんやりとしていて、聞きづらい。
どこから聞こえるんだろう?
そこにずっと行きたかった。
もうすぐ、その音がはっきりと聞こえる。
その音に向かって歩いていくことができる。
ひとつのゴールに辿り着けるとき。
蟹座♋︎
音と音がぶつかり合うような
何かと戦っているような
そういう時間のなかにいた。
外から聞こえてくる騒音に
耳を塞ぎたくなったときも
あるかもしれない。
でも、その時間もおしまい。
4月中旬あたりから
調和した、柔らかい音に変わる。
戦いは終わり、体も心も癒えていく。
よく、がんばってきたね。
星々がそう伝えてくれている。
獅子座♌︎
大きな音をだそう。
山の向こうに届くくらいの音を。
どこまでも、どこまでも遠くに。
その音は、ちゃんと届くから。
必要な人が受けとるから。
挑戦のとき。
可能性が豊かに広がっている。
自分を、自分という存在を活かすことができるとき。
乙女座♍︎
鳴らしたい音があって、
でも、なかなか鳴らなくて。
何か詰まっているのかなって
のぞいてみたけど、
何も詰まっていなくて・・・。
鳴らしたいのに鳴らせない
もどかしい気持ち。
でもね、やっと音が鳴らせる。
ポロロロン。
すっきりと、高らかに。
やっと、動き始める。
天秤座♎︎
この世界の自然の音を聞く。
そのおとの全てが調和を奏でる。
ささやかな、でも大きな変化が
続いていたかもしれない。
自分にとって大切な変化。
でも少し大変だった、変化。
その勢いのある変化が
少しずつ和らいでくる。
生活のなかに馴染んでいく。
自分らしい暮らし。
自分らしい生き方。
いろんなものが混ざり合い、
馴染んできた、調和した生活。
蠍座♏︎
ぶくぶくと沸騰するような
勢いのある音。
小さな泡の粒が
大きな泡の粒になっていく。
「挑戦」の気持ちが
この泡の粒のように
大きく豊かに膨らんでいく。
どこまでも、どこまでも。
その気持ちに任せて
勢いよく、飛び込んでいく。
いけ、いけ、ゴーゴー!!
射手座♐︎
オーブンから音がなった。
良い香りが部屋中に漂う。
幸せの音と幸せの香り。
オーブンを開けるとき感じる
ほんの少しのドキドキと
わくわくとした気持ち。
これまでの結果が見えるとき。
重たくない。
軽やかなシフォンケーキのような
そういう心持ちでオーブンを開けてみる。
山羊座♑︎
遠くから鳥の鳴き声が聞こえる。
姿が見えなくて
どこだろう?
って探していたんだよ。
今、その鳥は、すぐそばにいる。
すぐそばから聞こえる、愛おしい音。
静かで、優しい。
大切なものを、もっと大切にするとき。
時間を使って。
気持ちが少しずつ和らいでいく。
水瓶座♒︎
すーすー。
愛犬のかわいい寝息の音。
たくさん、たくさん
走って、飛び跳ねて、
そして今、眠っている。
休息の時間。
わたしも休もう。
整えていこう。
セルフケアのとき。
自分のメンテナンスのとき。
充電するから、
また大きな力を発揮できる。
魚座♓︎
こぽこぽこぽ。
グラスに炭酸をそそぐ音。
炭酸の泡が、ぱちぱちと弾ける。
心弾む、そういう出来事が
グラスに炭酸をそそぐように丁寧に大切に、訪れる。
グラスのなかで
泡がパチパチと弾けるのを
夢中で観察する。