満月と緊張の角度

ささやかな神秘の世界をちらり。
素朴なくっきーを1日に1枚ずつ食べるように、綴ります。

☆満月のこと

新月から15日目に月が満ちます。
空に浮かぶ、まるい月。
満月の日のわたしは、晴れた夜を願う。

決して空から落ちてくることのない満月をみて、
不思議と、すっと背筋がのびて
”わたし”を一生懸命、生きようって思う。

満月の日は、自分の内にある
ほどよい緊張感につながります。

それは、太陽と月が緊張の角度をとっているから。

太陽と地球と月がまっすぐ、いちれつに並ぶと月は満ちます。
地球があいだに入っていますが、太陽と月が向かい合う角度。
占星術では、惑星どうしが”向かい合う”とき
”まくろこすもす”である大宇宙に緊張感が漂うといわれています。
向かい合うのは緊張の角度なのです。

気持ちの余裕がなくなっていたり
ピリピリとしてしまう自分がいたら
「ああ、満月の影響を受けているんだ」
って思ってください。

満月の影響は、満月の日だけではなくて、
満月あたりの日にそそがれます。

人は1日、1日、変化していく。
昨日のわたしのきもち。
今日のわたしのきもち。
明日のわたしの気持ち。
気持ちは移り変わるものだから、
それに振りまわされずに、
過ごせたらなって思います。

次回は「大宇宙」についてのお話をすこし。

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