下弦の月とジャムづくり

「今日は、ジャムを作るといいよ。」
半分になったお月さまが微笑みながら、そっと言う。

お月さまがそう言うなら。とジャムを作ることにした。

「下弦の月の日は”長い時間を要するもの”との相性がいいんだよ。
だから保存食を作るには良い日なんだ。」

最近は、やらなければいけないことがたくさんあるような気がしていて気持ちが焦っていた。
でも、ゆっくりと丁寧にジャムを作っていると、不思議と気持ちが和らいでいく。

「あとね、ダイエットを始めるのにも良い時期なんだよ。」
と、ちょっと意地悪な、でも優しい顔をしたお月さま。

ガサガサがさと、食パンを用意していたわたしは、食パンを、ほんのきもち、薄めにカットした。
真夜中の厚切りは危険。
ジャムをのせて、いただきます。

-ぽいんと-
穏やかな気持ち、心地良い気持ちになれることに時間を使うことで、良い星の巡り合わせに恵まれます。

下弦の月です。
保存食を作るのに本当に良い日なんですよ。

そして、下弦の月の日あたりは「やらなければいけないこと」が現実以上に、たくさんあるような気がしてしまうのだとか。

心の余裕をつくるために、意識的におやつの時間をつくったり、心許せる誰かとおしゃべりしてみてくださいね。

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